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今日のニュース。
現在浜松町始発となっている路線を 3km 延長して東京駅につなぐことを
検討し始めたとのこと。

今回はこの構想について掘り下げてみます。
まず、東京モノレールは現在 JR 東日本の子会社。
親である JR でも羽田空港への新線建設をぶちあげましたが、
なぜモノレールも延伸するのか。

私見ですが理由として考えられるのが、
東京オリンピックまでに羽田空港延伸が間に合わない事。
「ならばモノレールを延伸したほうがとりあえず手っ取り早いよね。」
という思惑が働いたのではないかと考えます。

工事としては浜松町から高架を数キロ伸ばせばいいですから
(途中駅は設けない計画のようです)、
地下の新線・新駅建設を伴う JR 新線よりは容易だと思います。
用地についても線路の真上を通すようにすれば
ほとんど問題はないでしょう。
こうすれば JR 新線が完成したとして、
こちらはりんかい・京葉線方面からの
アクセスに特化させることも可能になりますよね。

と万事がうまく収まりそうですが、
ネックとなるのが東京駅のどこにモノレールのホームを設けるかというところ。
これもやはり現行の線路(東海道線)の直上で考えているようですね。
ということで、これが現実化すれば、
やっと落ち着いてきた東京駅の工事がまた再開される事になります。

また、浜松町駅だけ単線となっていて、
増発の妨げになっている点も何とかしないといけませんが、
これはすでに駅拡張の計画が立ち上がっているようです。

今年度末に上野東京ラインが開通しますので、
モノレールが東京へつながれは、東海道・宇都宮・高崎・常磐線から
乗り換え一回で羽田へ行けるようになりますから利便性は相当高まるし、
平行する山手線・京浜東北線の混雑は緩和されるはずですので
その効果はかなり大きなものになりそうですね。

ともあれ、
この辺の話題は今度どんどん賑やかになってくるでしょうから、
しばらく注目しておく必要がありますね。



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