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白馬岳山行日記(前編) [アウトドア]

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去年豪雨のために実施を断念した白馬岳へリベンジ。

ちなみに、「白馬岳」は「はくば」ではなく「しろうま」と読みます。
この山名は「春に現れる雪形が代掻き馬(→しろうま)の形をしているから」
というのがその由来という説が一般的です。

自宅を出たのは昨夜 23:30。
途中で友人たちを拾ったり休憩したりして
八方尾根スキー場の第二駐車場に着いたのは 5:30 頃。

ここからは隣接のターミナルからバスで猿倉登山口へ向かう予定でしたが、
駐車場で身支度を整えているとやおら現れたタクシー運転手さんの
「4 人で行くならバスより安いよ」との勧誘にそのまま乗っかりました。

登山開始は 6:45。
登山口からしばらくは作業道路をしばらく歩くなど
トレッキングモードでまったり進みます。
実際に大雪渓ケルンまでは遊歩道として宣伝をしている模様です。

ちょうど 1 時間の足慣らしを終える感じで 7:45 白馬尻小屋着。
この小屋は冬の積雪前に解体されるそうです。

小休止の後、15 分ほど歩いていよいよ大雪渓。
斜度が緩やかな序盤はアイゼン無しで歩いてみました。
雪は程よく「腐って」いたので容易に歩けました。
中盤以降は軽アイゼン装着。
着けておくとやはりがっつり安定して登れますね。

DSC03989_R.JPG

雪渓を渡ってくる風はひんやり、火照ったカラダに心地よいです。
時折、陸地側から吹いてくる風がもわっと温い空気を運んで来てたりもしますが。。

天気予報はあまり良くなかったのですが、
雪渓を登り始めた時に立ち込めていたガスは次第に晴れてきて、
こんな素晴らしい景色が見えるまでに回復。

DSC04002_R.JPG

俄然やる気が増長されますね。
意気揚々と約 3.5km の雪渓を上りきり葱平(ねぶかっぴら)。
白馬浅葱(シロウマアサツキ)が群生するところからその名前がついたそうです。

上部の小雪渓を秋道で迂回し、稜線へ到着したのは 12:00 前。
ここまで食事なしで登ってきたので白馬岳頂上宿舎でおにぎり一個頬張ります。

白馬山荘まで 15 分程度なのですが、
傍らに見えた旭岳(百高山の一つ)に有志三人で登ってみることに。
稜線上に荷物をおいて身軽な状態で登り始めます。

山頂が近くに見えたので結構お気軽な気持ちで歩き始めたのですが、
ピークに近づくに連れて斜度は強くなりガレ岩の足場もあって
かなりのきつかった。。

遠くからはわかりませんでしたが、山頂は巨石で、
片側が鋭く切れ落ちています。
一人ずつピークにたって記念撮影してきました。

DSC04042_R.JPG
右が旭岳山頂。左奥は白馬岳。
(私の姿は友人のカメラにあります…)

ピークハントから腹ペコ状態で戻り荷物回収地点で
おにぎり一個をかっこんで、白馬山荘着は 14 時過ぎ。

山荘併設のレストラン「スカイプラザ白馬」にて本日のご褒美。
遠くに望む剱岳の姿を肴にぐびっと。

DSC04056_R.JPG
こんなところで生ビールが飲めるなんて!

ビールの後はデザートにケーキセット。
普段はめったにやらない組み合わせですね(笑)

しばし休んでそのままチェックイン。
明日のルートにも含まれていたのですが、
せっかくの好天だしとの事で夕食前に白馬岳山頂へピストン。

DSC04068_R.JPG
一年越しに立てました!

しばし黄昏れて小屋へ戻り夕食タイム。
メインのおかずは鯖かハンバークかを選べますが、
ハンバーグを選ぶ人が多い模様です。

DSC04077_R.JPG

日没時間帯はガスが出ていましたが、
夜になると再び晴れ間が、
消灯前に小屋を出ると頭上には天の川。
ため息が出る美しい星空を望むことができました。
(コンデジでは撮影できないのが悔しい限り)

<つづく>



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