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残念なニュースがありました。

JR北海道は開発していた新型特急車両285系の開発を断念するそうです。
「コストとメンテナンスの両面から過大な仕様」との事です。
複合車体傾斜システムとモーターアシストのハイブリッドシステム駆動システムで、
スピードアップと省エネルギー化を両立させる車両という位置づけでした。
かなり意欲的な車両だったのですが非常に残念です。

「スピードより安全優先」らしいですが、
今の体力ではどちらも維持することが困難という判断なのでしょう。
現在製作中の試作車3両が今月末にも完成するとのことですが、
在来線用総合検測車に転用される可能性が高いようです。

当面は現時点の最新車両261系の増備でしのいでいくとのことです。
この車両も既に使用しなくなった車体傾斜装置などは今後省略されていく事になるのでしょう。

最近の立て続けの脱線事故などで信頼性は下がり続け、
さらに抜本的な解決策も見いだせていない状況のようで、
抜け出すことが大変困難な悪循環にハマってしまっていると感じます。

個人的には現行の体制のままでは、
たとえトップをすげ替えたとしても良い展望が見えないので、
いっそのことJR東日本に吸収して貰って新しい道を探る方が良いと思います。



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